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― P−51DムスタングをつくるB ―

スタント機の製作ばかりを手掛けていた自分には、今回のP−51Dムスタングをつくるに当って1/5.4スケールダウンで平面図、側面図を描き上げてみると、スケール機はテールモーメントアームも短く、水平尾翼面積も見るからに小さく目うつりするのです。
スタント機の設計時に採用していた空力特性うんぬんの計算にあてはめてみてもフルスケールで製作するには少々、不安になってしまうものです。今回初めての試みで1/35スケールでバルサモデルを製作し、飛び具合を確認した結果、フルスケールダウンでつくることに致しました。

この所私生活の中で心おだやかでない事が重なり、何故か一機に製作にかかれずモヤモヤしていたのですが、ホームページ更新の記事ネタがないのではまずいので、スピンナーとプロペラを先につくることにしました。これはスケール機の顔だからなのです。

◇軽量手づくりスケールスピンナーの製作木型の製作

市販品のアルミバックプレート使用のスピンナーではスケール感が失われますので、FRPで軽量のスピンナーをつくることにしましたので、製作手順を紹介しますのでものづくりの楽しさを参考にして下さい。

<<木型の製作>>

スカート付きのバックプレートとスピンナーコーンをつくるためにまず木型の製作です。

写真の様にミニ旋盤で外形形状を整形するためにバックプレート側の材料とスピンナーコーンの材料のセンターに10Фボルトを固定し加工に入りました。木材ですので以外と楽にケズり込んで形づくりが完了したのです。
FRP樹脂でつくり出しますが、スピンナーコーンの肉厚は1.5mmと想定し、バックプレートは2mm厚と、その肉厚分小さく整形しはめ込みタイプとしビス止メ固定とすることにしました。

<<樹脂作業のための木型の表面処理>>

整形を終了した木型にウレタンサフェイサーを塗布、サンディンクウレタン塗装で表面処理しました。
ワックス→離型剤を塗布しガラスクロスを積層することになります。カーボンクロスで製作する予定でしたが、どこにしまい込んでしまったのか見つからず、ガラスクロスを積層しました。(5層重ね)
1個だけの製作ですのでメス型はおこさず上からかぶせる方法で硬化後、ミニ旋盤に加えて表面をケズり落として整形することでバランスの取れたスピンナーの出来上りです。

私がこだわってしまった、スケール機の顔として無視できない4枚プロペラとスピンナー、以外とかんたんに完成できました。
これで4ブレードプロペラ、スケールスピンナー両サイドの排気管から排気させるスケールマフラー、すべて手づくりで完成させた満足感、やっと機体製作の意欲がわいて参りました。
これぞムスタングだ!!自信を持って紹介できるスケール機製作にチャレンジして参ります。

勝ラジオーナー記

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