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◇パイロン機を楽しもう◇

◇パイロンレース本格派の意気込み

パイロン機を製作の仲間達はやはり速くなくてはパイロン機ではなくなってくるものです。
あいつのは俺より回っている・・・遅い速いの世界となってくるものです。
まず最初に電動パイロン機について書いてみます。
進化のいちじるしい今の電動の世界では目標を設定すればいくらでもハイスピードは実現できる様です。
しかし仲間同士で楽しむ範囲を考えますと、パイロン機らしいスピード、すなわち、そこそこのきんちょう感のはしるスピードでワイワイ楽しむのがパイロン競技のおもしろいところです。
前回紹介した筆者の私の機体をもう一度紹介してみます。

機体 Xトリム社 LR−1
(主翼面積18.3du)
モーター スコーピオン
HK−3026−1600KV
アンプ 50A
バッテリー 4セル2,600mAh
プロペラ APC6.5×6.5
重量 1,400g

APC6.5×6.5プロペラの回転を計測してみると20,100〜20,500RPM(46A)ですので、ピッチスピードを計算してみると約200kmとなります。
翼面荷重が76.5g/duですので押し出し離陸で心もとない上昇ですが第一旋回を終えると一気にスピードがのり充分すぎるスピードで緊張感がはしります。
ここでプロペラのことを考えてみましょう。APC7×6ペラで回してみると20,000rpm(ピッチスピード183km)離陸の引きは良いのですが飛行速度はれきぜんとちがいを感じピッチの深い6.5×6.5ペラの方がベストの様です。

最初にHK−1900KVモーターをテストしてみたのですが4セル2,600mAhバッテリー、50Aアンプでは対応できません。
何故か震動が出て、こわくて使用を取りやめました。
制作途中でテープル台から胴体を床に落とした時シャフトが曲ったのかと交換しても震動が取れず、片軸受モーターの不都合が出たのか、製品不良なのか原因不明です。(モーターのみでも震動が出て打つ手がありません)よりハイスピードを求めるなら4セル1900KVモーター70Aアンプの組み合わせとなるでしょう。
電動の魅力は静かに楽しめることにあります。

◇時速250km
 オーバーを目指しエンジン機によるスピードへのチャレンジ

筆者の私にどれ位までのスピードなら操縦が可能なのか・・・想像もつかない未知の世界にチャレンジしてみようとオフロードバギーに使用のOS21VZ−Bエンジンを空用に組み上げてみました。
VZエンジンはボードの時からバギーへと転用し、かなりの数使いこなして来ておりますが空用に転用しての使用は未知へのチャレンジとなったのです。

・VZ−M用クランクシャフトを使用
・VZ−M用キャブレーターを使用
・VZ−M用フライホイルをプロペラ用
 ドライブワッシャーに加工
・プロペラ固定用袋ナットを製作

組み上がったエンジンを手にニコニコしながら想像
をめぐらす心の高揚感まるで子供の様ですよ。
◎空用に転用する場合はVZ−Mエンジンをベースに
加工した方が良いと思います。

◇OS21VZ−Aモンスターエンジンの完成です。

このエンジンはどの位の出力性能を持っているのか・・・テストするのに用意するプロペラは・・・と考えた時、まず想定したことは目標回転域のことでした。
水の上や、地上とちがって空を飛ぶわけですから騒音で飛行場の維持管理に障害となる様な事があってはならないことなので23,000rpm位の範囲で消音効果のあるマフラーを作らなければ・・・と考えボードやバギー用に自作使用したマフラー諸元と同じに空用のものを作ってテストベンチで回してみることにしたのです。

まず最初に電動機との比較のためにAPC6.5×6.5ペラでならしながらマニホールドの長さを少しずつ短くしながら除々にしぼり込んで行き22,000rpmが計測できたのでAPC7×7ペラに交換、回してみて驚いたことに同じ22,000rpmで回し切っているのです。想像以上
にトルクを引き出せるエンジンの様です。
7×8ペラでは過負荷で19,000rpmに落ちてしまいます。
なお、マフラー性能比較のため、市販のマフラー2種を使い分けてみました。
ボート用チューンドパイプではまったく同じ22,000rpmでしたが、うるさくて空には使用できません。
この回転数でピッチスピードを計算してみますと(7×7ペラ22,000rpm)234kmですので飛行に入ると回転の伸びがあり250km位のスピードは引き出せると胸がわくわくして参りました。
とりあえず目標の250kmは達成できると確信したのですがまだ上を望んでいるのです。
 

ならし運転中に気づいたのですがオーバークール気味となる為、クールヘッドを小さくしてみました。
尚、VZ−BとVZ−Mをベースに組み上げて2種のエンジンを用意したので比較してみます。

まだ第一段階のテストですので、このエンジンの最高出力を引き出すセッティングには至っておりません。

まず機体を完成させ飛ばしながら、あれこれ考えたことを積み重ねて行きたいと老の私の心の中は
子供同様、ラジコンは私の道楽、やめられないのです。

◇近況報告◇

K−ファクトリーさんのコメットレーサーを完成させた大里氏。
まずは3セルでテスト飛行を行いまずまずのスピードと安定した飛びに納得の様子でした
2月14日久々の雪にお父さんが用意してくれた雪上機を持参飛行場に来てみたら雪がなくがっかり!
パイロンレースに熱が入る勝田ラジコンクラブの星 布施 雄大君

次回の更新でVZ−21エンジン仕様のパイロン機の飛行結果を紹介いたしますので楽しみにしていて下さい。

勝ラジオーナー記

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