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◇ 勝田ラジコンクラブ紹介 (第 12 号) ◇

― 勝田ラジコンクラブ ―
◇楽しみいっぱいの忘年飛行大会

12月7日(日)12月らしい寒さを感じさせられる朝でしたが、おだやかな好天に恵まれ、勝田ラジコンクラブ、今年最後のイベントの忘年飛行競技会が行われました。
空を飛ぶ模型飛行機の原点とも言えるゴム動力ライトプレーンの滞空競技で始まり、飛行機のリボンくぐり、ヘリのボール落とし、モーターグライダーの滞空競技と4種目を行い、各部門の表彰、そして皆が胸をはずませるお楽しみ抽選会、最後にクラブハウス(ビニールハウス内)で、平成20年度のクラブ総会を行って終了というハードスケジュール の為、朝8時30分集合で参加クラブ員39名にて開始されました。

◇ゴム動力ライトプレーン滞空競技
  (B級グランプリワンメークによる)エントリー39名

私達のクラブでは、毎年、この忘年飛行会にはバルサプレーンや紙ヒコーキ、ゴム動力と内容を変えて全員参加の競技として必ず行っているのですが。この目的は、ラジコンを楽しんでいる私達大人が子供達に空を飛ぶ模型飛行機のおもしろさをおしえることのできる知識、技術を身につけようということで、毎年、行っているのですが、これがいたって難しいのです。

ゴムを巻き過ぎて切れるもの、ホラいけと思い切り投げ出す者、夢中で楽しんでいる姿は、筆者の私を含め根っから模型が好きなんだなーーと感じた競技です。
練習ではばつぐんの飛びなのに競技で勝ったためしがない私、今回は初めて味わった栄冠、やっぱり1位は気持ちいいものです。

◇ゴム動力ライトプレーン滞空競技(2回のトータルタイム)

優勝 田所店主 73秒88 2位 布施会員 70秒97 3位 掛布会員 70秒39

◇飛行機のリボンくぐり競技(14名がエントリー)

高さ2.5m位に張られたビデオテープリボンの下を3分間以内に何回くぐれるかを競う競技ですが両サイド100m先がターンマークとなっているためスピード飛行が要求され全員フルスロットルでのパイロンターンとなってしまいます。毎年2〜3 機墜落機が出るのですが、今年はパイロン機での参加選手もなく、ちょっとさびしい感じがしました。

2位 大内会員 19回 優勝 菊池会員 21回 3位 布施会員 18回
次年度は迫力あるパイロン機でのリボンくぐりを広めたいと考えているのです。
今回の優勝は電動機のスペシャリストの菊池会員が電動機(ヘリオス)で制した21回の記録でした。

◇ヘリのボール落とし競技(エントリー19名)

この競技は10m四方の角にペットボトル(水を1/5位入れたもの)を置き、上にのせてあるテニスボールを3分間に何個落とせるかを競う競技ですが、ペットボトルを倒さないでの競技ですので3分間の緊張が長く感じる程です。

◎ついに出た20ヶオーバーの記録
年に一度、この競技にしかヘリを持ち出さない菊池会員、常日頃ヘリを飛ばしている会員達がア然とした集中力3分間で22個は8秒に1個というハイスピードでしたから驚きです。
この競技の優勝は今まで誰にもゆずったことがないと胸を張る菊池会員、ヘリの常連さんは頑張らなくちゃダメですね。
2位 園部会員 (11個) 優勝 菊池会員 (22ヶ) 3位 菅谷会員 (10ヶ)

◇モーターグライダー滞空競技(エントリー10名)

今年初めて組み入れた競技ですが、多勢のクラブ員が持つようになり、2号機、3号機と熱が入って来ており楽しみな競技です。いよいよグライダーの番だ!となると参加者全員が空を見上げている。あの辺がいい、いやこっちだ、自分の思惑と反対のことを言っているのかも・・・?トンビが舞っている、やっぱりあそこだ!で、第1組5機がスタート、モーターラン25秒でよくもあそこまで上げられるセットをして きたと驚く。とてつもなく上昇させた鴨志田会員のアーバン(翼面荷重17gとの事)これは優勝まちがいなしと誰もが思う高さだ。ナツメグU2機とフライング2mが7〜8 0m下に並んだ。あぶない、見えなくなっちゃうからスポイラーを出したというアーバン、ゆっくり降下が始まる、降下が止まらない、訳がわからず11分で接地 してしまったとのこと、片側のスポイラーのトラブルの様だ。ナツメグU2機がどんどん降下している、10分持たねぇよの声に、やった、つかんだぞ・・・7〜80m高度で弱いサーマルをつかみゆっくり上昇旋回している。15分MAXの指定 点が勝負となった。

2位 菊池会員
(15分05秒 16m)
優勝 布施会員
(15分03秒 7m)
3位 鴨志田会員
(11分01秒 10m)


◇変化がはげしい非情な大空

第2組5機がスタート、風向きの関係で第1組と同じ位置付近に高度を取る、サーマルをさがして旋回に入るが沈下が速い、風が止まった。完全なダウン気流に見舞われた5機、アレヨアレヨで沈下する全機5分で着陸に入る、初めて経験したこんなのアリ?
だから、グライダーはおもしろいのです。

◇胸はずませるお楽しみ抽選会

メーカー様、御社様の協賛品を含め沢山の景品が用意でき感謝の気持ちでイッパイです。クラブ員の皆様に一年の感謝の気持ちで大奉仕!
入会したばかりで手にしたキットを当てて大喜びの野内会員。

◇満腹感が一番いい親睦会

石狩なべ料理や焼肉で競技の疲れをいやす。

40人分の食事の用意やら大会景品の準備で前日はほとんど寝ていないので疲れ果てリボンくぐりもボール落としにもチャレンジする気力がなかった筆者の私です。最近、体がガタガタでいやになっちゃうよ!

◇平成20年度クラブ総会を開催

私達のクラブも70名近くの大所帯となりましたが幸いにして、クラブ員としての責任意識を持って日頃活動してくれる会員ばかりですので和気あいあいの雰囲気なのです。
今年も総会で選任された安全指導員16名が初心者指導に力添えすることになりましたのでトラブルを起こさない理念が守れると確信するのです。

<お楽しみ>
新春飛行会で行うモーターグライダー滞空競技で私、筆者に勝った会員の方にすばらしい景品を差し上げますと約束・・・だいじょうぶかよ、全員分用意しておく様だっぺと笑いが出ています。

新春飛行会は、1月11日(日)新作機に夢を乗せて楽しい趣味生活を築きましょう。

                             勝ラジ オーナー記

 

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